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枝垂れ桜と献氷で有名な奈良市の氷室神社

奈良県

4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中)
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  • #13850
    奈良派爺さん

    近鉄奈良駅から東西に延びる道路を東に向かい、大仏殿の少し手前の道路沿いの北側に朱塗りの鳥居があるのをご存知でしょうか。ここが氷室神社です。
    氷室神社の由来は、平城遷都が行われた時代に、勅命により春日山に平城宮に氷を献上するための氷室が造られ、神社が祀られたのが始まりとされています。そして、この神社では平城宮に献上する献氷の勅祭が催され、大きな役割を担っていました。しかし平安遷都に伴って興隆は衰え、清和天皇の時代に、神社は現在の地に移されたとされています。
    氷室神社の境内は、それほど広くはありません。境内の右側には、鏡池と呼ばれる小さな池があり、鳥居からの石畳をまっすぐ進み、石段を数段上ると四脚門があり、その内側に拝殿・舞殿があり、その奥に本殿があります。
    氷室神社は、奈良公園周辺のソメイヨシノに先駆けて、最も早く桜が咲くスポットとして有名で、早咲きの枝垂れ桜が満開になると、多くの観光客で境内が溢れかえります。また、この季節にはハクモクレンも満開となり、春らしさが境内を満たします。
    また、氷室神社では、その由来に従い現在では5月1日に献氷祭が営まれています。献氷祭には全国各地の製氷・販売業者が参列し、事業の興隆を祈願する祭りとして復活され、定着しています。毎年5月1日に営まれています。
    この伝統ある神事の献氷祭とは別に、かき氷の業者とコラボした「ひむろ しらゆき祭」が2014年から、献氷祭の前後数日に開催されています。奈良市内はかき氷で盛り上がっていますが、このブームにも大きく貢献していると言えます。
    夏には、氷室神社に参拝し、社務所で数百円を納めてかき氷を頂戴し、それを拝殿前にお供えする献氷を個人で行うこともできます。機会があれば、そんなお参りをされるも良い経験となるでしょう。

    #13871
    morning

    こんにちは。
    献氷、一度体験してみたいです🍧
    地元に氷室という名前の氷を作る会社がありました。
    今は廃業し、地域おこしの人たちの活動拠点になってますが…
    手入れの行き届いた神社だと写真からも伝わります📷️
    氷室神社を参拝したら涼しくなりそうです(笑)

    #13883
    奈良派爺さん

    氷室は昔の冷凍・冷蔵庫として各地に設けられていた様で、その製氷会社もこうした氷室の言葉から名前を付けたのでしょうね。現在は1200円程度のかき氷を提供する店が、大阪でも増えていますが、奈良市ではそれより数年前からブームとなりつつありました。今も奈良市は、かき氷の激戦区となっています。

    #13884
    morning

    ありがとうございます。
    氷室というと、氷室の名字のアーティストがいましたね。
    奈良市がかき氷の激戦地とは知りませんでした!
    氷室神社の影響でしょうか?
    1200円もするかき氷は、きっとトッピングたっぷりの豪華なかき氷なのかなと想像しています🍧。

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