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石山寺は、滋賀県大津市にある東寺真言宗の大本山の寺院であり、源氏物語の紫式部ゆかりの寺としても知られています。
平安時代には、貴族たちの間で石山寺詣でが流行っていたそうで(そう考えると、石山寺の歴史の長さに感嘆しますが…)、紫式部も例にもれず、石山寺にこもっていた時期があり、「源氏物語」の着想(アイデア)を得たそうです。
さらに石山寺は、「枕草子」「蜻蛉日記」「更級日記」などの古典文学作品にも登場するなど、文学の寺でもあるのです。
境内には「源氏の間」という部屋(物語執筆の部屋とのこと)があり、現在は紫式部の人形が設置されています。
また、石山寺の近くには瀬田川という清流が流れているのですが、瀬田川を見下ろす「月見亭」の横には芭蕉庵という庵があり、あの松尾芭蕉がたびたび仮住まいをして多くの俳句を残したそうです。
確かに、自分が石山寺を訪れた時、瀬田川の清流を眺めていると、何か心が落ち着いて、文学的なアイデアが沸いてきた…ことは残念ながらありませんでしたが、瀬田川のほとりにある眺めの良いレストランで名物「しじみ釜飯」を食べたことをしみじみ思い出します。すみません…
皆さんも石山寺を訪れた際には、瀬田川沿いにあるレストランでしじみ釜飯もぜひ味わってみてくださいね。 -
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