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龍安寺は、京都市にある臨済宗妙心寺派の寺院です。
龍安寺の石庭と言えば、有名なので皆さんご存知かと思いますが、なぜこの枯山水庭園がそんなに有名なのか…
枯山水とは、水を使わずに、岩や白砂・小石によって山や水の流れを表現した庭園のことです。
龍安寺の石庭は、代表的な枯山水として知られており、その徹底した簡素さに日本の侘び寂びの美を感じるのでしょう。
この石庭をめぐっては、様々な謎があるようで、作庭は室町時代だとされていますが、まず誰が作ったのかはっきりとしていない。
そして白砂に配置されている大小十五個の石は何を表しているのか―
今となっては誰も知る由もないわけですが💦
以前、奈良に関するテレビ番組で、国立博物館の方がおっしゃってた話を思い出しました。
『例えば仏像なら、誰が何を想って作ったのか、そこを知ることによって仏像の魅力が増す、ということもありますが、一方でいろんなことを知らない方が良い、ということもあると思います。いろんな事を知っていると、知っている事を前提に見ようとしてしまいますから…』
なるほど…。つまり龍安寺の石庭にも心を無にして向き合えばよいのですね…。
いろんな知識を持っていない自分も、安心しました(笑)
あまり難しく考えずとも、その人の心持ち次第で、石庭が何かを語り掛けてくれるのかもしれません。 -
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