
マルハナバチ
『恋の羅針盤』に願いをかけて!
東山スカイタワー(名古屋市千種区)
こんにちは。主婦ライターのマルハナバチと申します。
冷え込む日が続いていますが、もうすぐ心温まるバレンタインがやってきます。
デートの予定のある方も、ない方も、寒さに負けずお出かけしましょ!
今回ご紹介するのは、ワタクシの地元、名古屋の東山公園内にある東山スカイタワー!
ここは皆さまご存じ『恋人の聖地』に認定されており、モニュメント『恋の羅針盤』があるのです。
県内には他にも認定スポットがありますが、この季節にも凍えることなく楽しめるのは断然ここ!
東山スカイタワーは、名古屋市営地下鉄東山線、東山公園駅の3番出口から徒歩15分。
デートで訪れるなら、ぜひ東山動植物園との共通入場券(640円)を購入してくださいね。
東山スカイタワー単独で訪れる方は、駅からのハイキングコースを案内に沿って歩き、空にそびえるえんぴつ型のタワーを目指しましょう。
では、現地からのレポートをお送りします!
東山スカイタワー 入り口
・入場料 大人300円 中学生以下無料
(動植物園・タワー共通入場券640円)
・営業時間 9:00~21:30(入館は21:00まで)
こちら、東山スカイタワー正面に来ております!
真下から見上げると結構な迫力ですね。
東山スカイタワーは名古屋市制100周年を記念して1989年に建築され、標高は214m。
東山動植物公園、名古屋市千種区図書館、千種スポーツセンター、東山公園テニスセンターなど各施設を包含する東山公園全体のシンボルとなっています。
では、早速入館しましょう。
動植物園共通チケットをお持ちの方はタワー内の受付へ。お持ちでない方は、外のチケット売り場で購入してから入館しましょう。
ホールに二基あるエレベーターから、目指すは4Fです。
東山スカイタワー4F 展望室・恋の羅針盤
降りたらそこは、地上96m、標高176mの眺めが広がっています。
タワー自体が小高い丘の上に建っているので、そのぶん標高が高くなっているんです。
ご覧ください!名古屋のランドマーク、JRセントラルタワーズが遠くに見えています。
すっきりと晴れた日には、遠く御嶽山や鈴鹿山脈の山並みまでが見渡せるそう。
一番眺めのいい一角では、若い女の子たちが入れ替わり立ち替わりポーズを決めて写真を撮っています。皆さん気合入ってます。
では、お待ちかねの恋人の聖地モニュメント『恋の羅針盤』へGO!
次から次へお客さんが来て賑わっています。カップルだけでなく、意外と女性同士のお客さんも多い!
まず、ガチャガチャでハートストラップ(500円)を購入しましょう。ここにも行列ができています。
100円玉しか使えないから気を付けて!
案内板の横にテーブルとペンがあるので、あなたの恋の願いを書いてくださいね!
ストラップを付けたら、ふたりで写真を撮りましょう。
いかがですか?なかなか素敵なデート写真がとれそうでしょう。
訪れているお客さんたちも、皆さんキャッキャしながらハートストラップに願い事を書き、写真を撮っていました。
夜景をバックに写真を撮っても素敵。
ここの夜景は、日本夜景遺産事務局が選ぶ日本夜景遺産に2004年に認定され、さらに日本夜景百選にも選ばれています。
眼下に広がる地上の星々を眺めながら語らえば、ふたりの気持ちが盛り上がること間違いなし!
東山スカイタワー5F 360°パノラマ展望室
恋の羅針盤に願いをかけたら、次は5Fへ。
そこは地上100m、標高180mの360°パノラマが楽しめる展望室。
4Fよりも広さがあり、カップルシートが数か所に設置されています。恋の羅針盤近くが混みあっていたら、こちらの方がゆったりと夜景を眺められる穴場かもしれません。
東山スカイタワー5F パワースポット『上池竜の忘れ水』
なぜかここにパワースポットが!
小さな竜神様が鎮座しています。
こちらは、江戸時代後期の『尾張千夜噺』という読本に登場する、竜にまつわる伝説『上池竜の忘れ水』をもとにしたモニュメントだそう。それはこんなお話だとか。
“むかしむかし、年老いた親を看病する、たいへん親孝行な娘がおったそうな。
懸命に世話をするかたわら、信心深い娘は親の病が治るよう毎日上池の竜神様にお祈りしておった。
じゃが、その甲斐なく親は亡くなってしまったと。
娘はたいそう嘆き悲しみ、それを哀れに思った竜神様が、娘に『忘れ水』を授けたと。
それにより、娘の心は悲しみを忘れ、笑顔を取り戻すことができたそうな…”
その伝説にちなんで、願い事を書いて水に溶かす『水溶け短冊』(200円)も販売しています。
短冊に願いごとを書いて、水に入れると…溶けた!
竜神様が聞き届けてくださったと思うことにして、二礼、二拍手、一礼します。
東山スカイタワー5F スカイショップてんくう
小さいおみやげショップですが、かわいいものを見つけました!
ギュッとハグしあう、ゾウ、サル、クマ、カエル、ライオン、ヒョウたち。
恋人の聖地にふさわしいラブラブっぷりです。
気になるのは、注意書きの『めちゃらぶは離れません。離すと元に戻せません』。
誰ですか!彼らを引き離したのは!お母さん許しませんよ!
つぶらな瞳と、ハグしあう姿のかわいらしさについ購入してしまいました。
Sサイズ970円、Mサイズ1430円。
『恋の羅針盤』を訪れた記念に、この小さなラブラブカップルを連れ帰ってはいかがでしょうか。
東山スカイタワーのあとは…ガーデンテラス東山へ
さて、東山スカイタワーを満喫したら、次はゆっくり恋人同士のティータイムを。
動植物園内にもいくつかカフェはありますが、バレンタインデートならガーデンテラス東山でアフタヌーンティはいかがですか?
東山スカイタワーを出て、通用門から動植物園に入場し、植物園の一番奥へ。
(ちなみに東山動植物園内にも恋人の聖地選定スポット『つながロード』『幸せの鐘』があります。探してみてくださいね!)
噴水を横目に階段をのぼると、瀟洒な建物が見えてきます。
チャペルも併設されていて、この日はフォトウェディングのカップルが撮影中でした。
ガーデンテラス東山は11:30~14:00がランチタイム、14:00~15:30がティータイムです。
ランチの賑わいがひと段落し、、ティータイムが始まったばかりで店内ひとりじめ。
アフタヌーンティセットは、2名様税込3960円。(シングルセット税込1980円)
ドリンクはコーヒー、紅茶(ダージリン、アールグレイ)、各種フレーバーティー、オレンジジュース、アップルジュースから選べます。
昨今人気の高まっているアフタヌーンティですが、本来は貴族が夜のオペラ鑑賞の前に軽い夕食を兼ねたティータイムを楽しむためのもの。 そのため、ホテルなどの本格的アフタヌーンティはちょっとボリューミーすぎることが多いのですが、ガーデンテラス東山のアフタヌーンティは、そのあたりちょうどよい感じ。
一段目:焼きたて自家製スコーン
イングリッシュタイプというよりはザクッ!ホロッ!としたアメリカンタイプ。
味は、プレーンとブルーベリーが一つずつ。
定番のクロテッドクリームといちごジャムではなく、はちみつと金柑ジャムが添えられていました。
二段目:自家製サンドウィッチ
野菜とローストビーフのサンドウィッチ。なぜか3切れ。
ローストビーフは厚切りで、シャキッとしたフリルレタスとドレッシングが絡み、美味しかったです。
三段目:パティシエ特製スウィーツ盛り合わせ
ラズベリートライフル、チョコとクリームのサンドケーキ、オペラ、クッキー。
オペラだけ、なぜか1切れ。サンドウィッチに続くちょっとした謎です。
カップルでオーダーするなら、そのあたりどうするか、お互いの性格がよくわかってしまいそう!(笑)
ティータイムはお昼に比べて空いており、ふらっと立ち寄ることが出来ます。
もちろん、ランチやディナーも充実しています。
現在、季節限定のフルコースランチ『冬のセゾニエール』(税込5500円/一人)を提供中。
2月18日にはマジックディナーショー(税込7700円/一人)も予定されています。
★・★・★・★・★・★・★
東山スカイタワー、いかがでしたか?
今年のバレンタインはぜひ『恋の羅針盤』に願いを掛けて、寒い季節にふたりの絆をあたためてくださいね!
やがて、春が来る頃に…きっと、あなたの願いが叶うはず!